STORY

時は2029年―
現代とは少し違う歴史を辿った世界。

世界各地の裏社会で暗躍する者、『義侠ピカロ』。
各国でビジネスを営む彼らにとって、
「料理」は共通言語であり共通文化。
金銭以上の価値を持ち、
学問や武道と同様に学ぶべき教養とされ、
住む地は離れても同じ一族であることの“証”
とされていた。

一方、ベイサイドに設けられた公営カジノの
人口島『龍宮』は、多くの観光客で賑わっていた。
しかしその地下では、裏社会の実力者『龍の一族』が運営する裏カジノが開催され、
義侠ピカロたちが法で禁じられた違法な賭けショーに興じていた。

その中でも一番人気の賭けショーが、
３人vs３人のチーム戦で行われる料理バトル『龍王ノ宴』。
勝ったチームには莫大な報奨金が支払われ、
負けたチームの料理人のうち１名には、「死」が与えられる。

「死」を与えられた者は、『龍の一族』が持つ『龍玉』の呪いにより、
人間として「死」に、肉体を失い、動物へと姿を変えられてしまう。

生死を懸けた料理バトルに挑むのは、
古代から現代に呪いの力で蘇った
「三国志」の英雄たち。

彼らはなぜ蘇ったのか？
そして、死と引き換えにしてまで、『龍王ノ宴』で勝利を目指す理由とは―？

カルマティックに廻るめぐ運命のバトルが、今始まる！！